Raspberry Pi 3 Model BにRASPBIANをインストールしてWindows10からSSH接続するまで
1. はじめに
Raspberry Pi 3 Model Bを購入したので、OSをインストールして、メインのWindows10機からSSHで繋げるようにする。今後の利用予定から、OSはGUIのあるものを選んだ。
2. OSのインストール
このセクションでは、Windows10機上で作業を行う。
2.1. OSをダウンロードする
以下の公式ページから「RASPBIAN JESSIE WITH PIXEL」をダウンロード。
ダウンロード後は解凍しておく。
https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/
今回ダウンロードしたのは下記バージョン
Version:April 2017
Release date:2017-04-10
Kernel version:4.4
※横に「RASPBIAN JESSIE LITE」というのもあるが、これはCUIのみ版らしい。
2.2. OSファイルをSDにコピー
SiliconLinuxの「DD for Windows」を利用してコピーする。
「DD for Windows」は下記からダウンロードして管理者権限で実行。
http://www.si-linux.co.jp/techinfo/index.php?DD%20for%20Windows
①「対象ディスク」にSDを選択
②「対象ファイル」にダウンロードしたOSイメージファイルを選択
(今回は"2017-04-10-raspbian-jessie.img"。ファイル選択時"All files"設定が必要。)
③書込ボタンを押す(3回確認されるが全部「はい」)
書込が完了するまで待つ。
3. インストール後初期設定
OSをインストールしたSDカードをラズパイにセット。
このセクションでは一旦、モニタ、キーボード、マウスを接続し、ラズパイ上で作業。
3.1. Localisation情報の変更
「左上Raspberry Piマーク -> preference -> Raspberry Pi Configureation」を選択。
Localisationタブから
①Localeを「ja(Japanese)」「JP(Japan)」「UTF-8」に設定
②TimeZoneを「Asia」「Tokyo」に設定
③Keyboardを「Japan -> Japanese」に設定
④WiFi Countryを「JP Japan」に設定
①~④まで設定してOKを押すと、再起動を求められるので再起動する。
3.2. piユーザのパスワード変更
「左上Raspberry Piマーク -> 設定 -> Raspberry Pi の設定」を選択。
システムタブからパスワードを変更する
※piユーザのデフォルトパスワードは「raspberry」